SFびと 昭和からの来訪者

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ダーティペア・ニュース

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ダーティペア・ニュース No.1~4

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ダーティペア・ニュース No.1  昭和55年(1980年)8月

高千穂遙インタヴュー(P.1)

安彦良和インタヴュー(P.2)

お便りあれこれ(P.3)

高千穂遙全国縦断ツァー!!(P.4~5)

”クァール”ってなに?(P.6)

スタジオぬえ取材レポート(P.7)

インフォメーション(P.8)

編集後記(P.8)

 

 高千穂氏のインタヴューでは構想がSFマガジン掲載の5ヶ月くらい前だということ、趣味に武器(モデルガン、ナイフ、ヌンチャク、トンファなど)の収集があることなど。ぬえの2人がモデルということも。

 安彦氏のインタヴューにはケイの目について、大きく描いたつもりが印刷されると細くなるとか…、若いときはSFは読んでなかったとか。

  お便りは5通紹介されているが、入会申し込みの際のものだろう、会員番号はまだ付いてない。縦断ツァーとは東京、九州、名古屋、北海道の四地域で行われたサイン会のことで、写真入りで紹介された。東京の新宿紀伊国屋には栗本薫氏が登場したとか、九州からは「SFワークショップ」も開催したらしい。

 北海道篇にはSFマガジン編集長注として

SFマガジンはどこで売っていますかという質問があった。何故じゃー?)

 とあったのだが…

 

 今では街の小さな書店は絶滅寸前だけど、当時の地方都市には爺さんがレジだったりする店が多かったから、「SMマガジン」ネタが現実味のある時代だったのだ(若いねいちゃんだと、またそれはそれで)。小さな書店ではホントSFマガジンは探しづらかったし、店によっては、そして店員しだいでは、レジで緊張もした。

 だから「ダーティペアのポスター下さい」なんて言うのにも勇気が必要だったのだよ。

 

 

ダーティペア・ニュース No.2 昭和55年(1980年)11月

ぬえネコ大公開(P.1)

ヒートガンを作ろう!(P.2~3)

お知らせ(P.3)

お便りあれこれ(P.4~7)

インフォメーション(P.8)

編集後記(P.8)

 

 スタジオぬえ、の3匹のネコが写真付で紹介されているが、名前はムギ、ルーク、ジョーンズ(ジョーンジィ)。そして中学3年生の投稿から、ポスターのケイが持つヒートガンの銃身部分の作り方を紹介。お便りコーナーが4ページに拡大され、イラストも4枚載せられた。

 

 

ダーティペア・ニュース No.3 昭和56年(1981年)2月

高千穂遙インタヴュー(P.1)

ユリとケイ、どっちが好き?(P.2~3)

お便りあれこれ(P.4~5)

年賀状コーナー(P.6~7)

身近なDPファンに会ってみよう!(P.7)

インフォメーション(P.8)

編集後記(P.8)

 

インタヴューではオートバイに関して、SFヤング・ライダーズクラブとか「狼たちの曠野」について。次に前回募集したユリとケイのどちらが好きかのコーナーには、主役の2人よりもムギが一番なんて人も。お便りや年賀状とか、全体でイラストも7枚に増えた。

 

ダーティペア・ニュース No.4 昭和56年(1981年)5月

高千穂遙インタヴュー(P.1)

お便りあれこれ(P.2~6)

プラモ・クァールのつくりかた(P.7)

インフォメーション(P.8)

編集後記(P.8)

 

インタヴューではクラッシャージョウのケイ(バードの奥さん)との関係を尋ねられ「年齢が合っているのかどうかさえわかりません」と答えている。

お便り紹介は最後だからなのかイラストは10枚。

プラモデルではバンダイの「闘士ゴーディアン」(¥300)に入っているクリントを改造する投稿が紹介されている。

そして編集後記にてDPFCの休会が告げられます。

 

 

以上、ダーティペア・ファンクラブの会報の紹介でした。CJシリーズとユリやケイとの関係についてとか日本SF史の一部…小ネタがあり、とりあえず、捨てられないな。

会報を読んでいると入会特典のポスターがあったらしい記述が多くて、そんな気もしてきたので、どこかから出てきたらあらためて紹介します。