SFびと 昭和からの来訪者

我が家に溜まったガラクタども

「あまちゃん」は見てないけど薬師丸ひろ子と小泉今日子といえば

今回もチラシから

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NHKの朝ドラ「あまちゃん」が話題になっている。でも観ていない。

それでも時々、通りすがりに見ることもある。

薬師丸ひろ子小泉今日子が出ていたけれど、チラシの中から、こんなものを見つけた。

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「紳士同盟」と「ボクの女に手を出すな」の映画チラシ。同時上映なので2本で1枚のチラシになっている。昭和61年(1986年)12月13日(土)公開。

「紳士同盟」は内容をまったく覚えていない。チラシによると時任三郎が相手役のラブ・コメディらしい。覚えていない。

ボクの女に手を出すな」これは面白かった。

そもそも何でこんな映画を観にいったのか? 想像するに、石橋凌しか答えはないだろう。「ア・ホーマンス」の次くらいで、たぶん彼が見たくて、だから、それほど期待していなかった。「角川のアイドル映画だし」と思ったのに、意外と面白かったのが強く記憶に残っている。

 

期待のハードルを上げすぎるとガッカリすることが多い。反対に、まったく期待していなかったけど意外なヒット作に、というか場外ホームランになっちゃうことがあるよね。昭和の時代には本命の作品よりも同時上映の方が面白かったりということが、たまあ~にあった。今ではそんな楽しみも無くなってしまって…寂しいかぎり。

 

 

意外なヒットといえば、コレも

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ご覧のとおり、主役メル・ギブスンの顔はどこにもない。日本ではオリジナルの歌が流れたり、「メーン・イベント」のおまけでしかなかった感があった。

でも当時、僕らは「マッドマックス」を目当てで劇場に行った。ちょうど原付免許を取り始める年頃で、インターセプターだとか、最後のV8だとかのキーワードが、公開前から気になっていたから。

 

この映画の公開後、日本の各地で駅前や交差点に「ぎゅるぎゅるぎゅるう~」という騒音を伴って黒い輪が発生した。いわゆる「マックスターン」と呼ばれるものの痕跡だった。マックスターンという言葉は消えたけれど、今だにやってる連中もいるらしく、夏の夜に聞こえてくることがある。

今年はどうだろうか。