SFびと 昭和からの来訪者

我が家に溜まったガラクタども

ゼロ戦を見た!

18年前、飛行可能なゼロ戦がアメリカからやって来た。

ライトプレーン用の豊頃飛行場というのがあって、そこでショーが行われた。アメリカの博物館で保存、修復されたゼロ戦を日本の各地で飛ばそうというイベントのひとつが来たのだ。エンジンもオリジナルのゼロ戦はこれだけで、日本で飛ぶのはもちろん初めてだった。

 

小さな飛行場は丘の上にあり、一本道の車列の横を自転車で登った。晴れた良い天気で売店ではパンフレットやTシャツ、いろいろなグッズを売る売店もあった。

記憶があいまいなのだが百人も集まっただろうか?

低空で目の前を低空飛行で横切るレシプロエンジンの音をはじめて聞いたけれど、うるさいとは感じない、むしろ心地よく響くという印象だった。

他にもピッツ(複葉機)のアクロバットやマスタングの飛行、ゼロ戦対マスタングの模擬戦風ショーも行われた。

ショーの後はパイロットのサイン会やインタビュー、質問タイム。せっかくなのでパンフにサインをもらった、誰なのか名前すら知らなかったけど。「さんきゅー、べりまっち」と言って握手をした。デカイ手だった。誰かは知らぬが、パイロットの手を握ったのだと思うと嬉しかった。

 

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その豊頃飛行場も閉鎖されて、メガソーラーの施設になる。